月曜日, 9月 18, 2006

学位審査

学位審査は、それにしても大変でした。

審査員は、内部審査員にDr. Gajjar、外部審査員にDr. Timosin(University Colledge of London)。
学位審査は、俺の場合、応用数学科理論流体力学専攻グループが占拠しているLamb Buildingにある、特別室「Lamb Room」において実施されました。もちろん、このLambは"Hydrodynamics"のHorace Lambです。彼はManchester出身で、University of Manchesterの前身のOwen's Colledgeを卒業後、Cambridgeへ行ったので、一応縁があるのです。

しかし、特別室と云ったって、なんてことはない、物置みたいな部屋です。黒板、スクリーン、長机とパイプ椅子が4つほどあるだけ。狭い部屋です。

学位審査は金曜の14時から始まりました。

ちなみにLamb Room内には審査員の先生と、俺の三人だけ。指導教員は居りません(多分、審査の公平を期すため)。

最初の三十分は俺がプレゼンをした。

あとはひたすらD論に沿って突っ込みを受ける、と。

耐え難き耐え、忍び難きを忍ぶこと、3時間。

計3時間半の後、俺は室外へほうりだされ、精神的疲労困憊から呆然と廊下で待っておりました。
だいたい10分ほどしてから、再び中へ呼び戻され、Dr. Timosinより、「マイナーコレクションだけで良し。おめでとう。Daisuke…もといDr. Araki(大笑)」と言い渡され、握手して終り。

実はというか、当たり前のことながら、「耐え難き耐え、忍び難きを忍ぶこと、3時間。」が一番辛かったですけどね(笑)。16時半頃に「今の質問、俺がトイレに言ってる間に答えを黒板に書いておけ!」とDr. Timosin。「お茶淹れてくるけど、緑茶でいい?」とDr. Gajjar。二先生、部屋を去る。何かしでかしてしまったのかと、真っ白ならぬ真っ黒の黒板を前にしばし呆然。先生方、それぞれ戻ってこられると、「まあ、お茶でも飲め」といわれ、ともかく一口飲む。「しかし、俺は思うんだがね…」とDr. Timosinの言葉を皮切りに「質問」についてのフリーディスカッションになる。あとで知らされたのだが、この質問は未だ誰も答えを知らないものだったらしい。Dr. TimosinがLondonへ戻る電車ぎりぎりの17時半までそれが続いて、先に述べた如く外へ出ていろ、となったわけです。フリーディスカッションは楽しかった(笑)。ひたすら質問を受け続けていた時間のことは殆ど記憶にございません。


まあ、そんなわけで、俺の学位審査は終わりました。

云ってもいいですか。

二度とあんな審査イヤ

(笑)。