火曜日, 7月 18, 2006

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●産経新聞 経済  超音速旅客機開発に弾み 日仏で研究会開催へ

面白いことになってるんだねえ。

戦闘機のジェットエンジン、フランス製は弱いと聞いているが、だから逆にフランスはそれをやりたがるんだろうな。日本だと、石川島播磨がタービン系は強いと思うが、どれほどの基礎技術をもっているんだろう。

空力設計はそう斬新なものにはならないだろうけど、或いはR.T.Jonesの非対称翼なんかで設計されたら面白そうとは思う。ただそうなると、制御部分がだいぶ難しくなるだろうが、逆にいえば、基礎研究課題として非常に面白いことになるんじゃなかろうかと思う。

三菱、川崎等大手も、SST開発に乗り気のようだ。
だが、YSみたいなことをしてくれるなよ。
結局、企業は銭を稼いでナンボとはいえ、国をあげて開発に取り組んだYS-11をあのような形でイイトコ取りして、さっさと手をひくなんざ、ちょっとなあ、と思う。尤も、一番いかんのは、赤字だからといって、予定生産台数を前に生産打ち切りにした大蔵及び通産省の馬鹿官僚だが。
『アヒルよ飛びなさい』というのを阿川弘之が書いたそうだが、SSTを本気やるのなら、コンコルドと同じく、赤字になろうとも、国の威信をかけてやる覚悟がなきゃいかん。それがないなら、またYSみたいな中途半端なことになるのだから、それこそそちらのほうが税金の無駄遣いである。コンコルドなんて、赤字が空を飛んでいたようなものだが、あの引退セレモニー(イギリスに居たからよくわかる)は国民をあげて惜しむ声があり、また今なお、ヒースローの27R近くに、マンチェスターの06L近くのAviation viewing parkに展示されている。一億ポンドだか、なんだか知らないが、それだけの赤字を出しても、イギリスとフランスの国の威信をかけて作った飛行機は今なお支持されている。

と、ここまで書いてみたが、やはり、日本の官僚にそれだけ肝を据えてやれる人間はまずいないんだろうな、と思い、またこのSST開発も中途半端に終わって、日本の航空産業はまたも中途半端のまま、いつまでも下請けであり続けるのでしょう。