日曜日, 1月 21, 2007

新ブログ公開

新しいブログ始めました.
その名も「博士とたこ焼き」(笑).

時々覗いてやってください.
このブログは完全に更新停止ですが,過去のアーカイブは全部残しておきます.

金曜日, 10月 13, 2006

最後の更新

いつ電話線がクローズされるかわからない状況ですが,最後の更新です(笑).

長々お世話になりました.
またどこかでお会いしましょう.

日曜日, 10月 08, 2006

帰国いろいろ

現在,日本へ海路で送る荷物をパッキング中.
本だけで20箱.そのほか家財道具等でおそらく+10箱.
もう,腰ガクガク(苦笑).
ペンより重たいものを持ったことがないからだ,とは吾が親父殿の言葉(笑).

それから,このブログ.帰国後,或いはもしかすると,多少の更新はあるかもしれませんが,基本的に帰国に伴って更新終了の予定です.まあ,もともとからして,殆ど更新していないのだから,今更更新停止もなにもあったものじゃないですが.

今後,進路がどうなるか分かりませんが,落ち着いたら,また可能ならばブログなりホームページなりを綴っていければとは思っています.

とりあえずの予定としては,13日以降ネットが使えない状態に陥るので,それ以降は更新したくともできません.或いは今日の投稿が最後のものになるかもしれません.

そういうわけで,長々お付き合い頂きありがとうございました.
学部時代の独り暮らし日記から数えると,7年強も戯言にお付き合い頂いた訳ですから,ほんとにもう,ありがとうございましたの一語に尽きます.ありがとうございました.

それでは,またどこかでお会いできる日を楽しみにしつつ.

木曜日, 9月 28, 2006

He's PhD

昨日、午後に図書館で製本されたD論を受け取り、その足でDr. Gajjarのオフィスへ行き、当局側に提出せねばならない2冊をお渡ししてきた。そのあと、Ruban先生のところへ行って、D論のデータを焼いたCDをお渡しした。

さて、では帰ろうか、と思っていたら、先生、「これからセミナーだが、来るよな」。もちろん、答えはYes以外にない(笑)。今日の応用数学セミナーでは、先生のお知り合いの下で学位をとって、ポスドクを終えたばかりという若いドイツ人研究者。

ところで、セミナーの始まる前、Ruban先生、Dr.Gajjar、それから俺の三人で駄弁っていたら、 その若い講演者の方が挨拶に来られて、先生がたに一通りの挨拶のあと「あのう、彼(=俺)は。。。?」とRuban先生に質問になられる。Ruban先生暫くお考えになり、いわく「He's PhD.」---うん、俺はオフィシャルには9月30日で学生じゃなくなるんで、まだ学生と云って云えなくもないが、Studentの言葉を使うのもおかしいと思われたのか、Ruban先生の苦肉の答えであった。講演者の方は意味を図りかねるようであった。すみません、中途半端な立場のこんな俺で。苦笑しつつ、ご挨拶申し上げた。

講演は、乱流境界層の理論を第一原理から導こうという、壮大なテーマ。よって、議論が白熱したことここに申し上げるまでもない。うちの流体グループには乱流を専門とする人がいないので、なお、層流理論の感覚をもとにした意見が多く、講演者の方、若いし、ちょっとイライラしておられたごとくに見受けられた。まあ、しかし、面白かった。

と、そういうわけで、ようやくこれで俺がこのマンチェスターでなすべきことは終り。

とりあえず、来月末に帰国。公式の結果は一ヶ月内外で当局より手紙の形で送付されるよう。おそらくそれが同時にCommencementの招待状になるのでしょう。講演前に話をしていた感じでは、12月のセレモニーになるだろうとのこと。一ヶ月したら、また戻ってきます、と云ったら、笑われた(笑)。

RameshはLiverpool大学でポスドク先が見つかった由。そういうこともあるのか、職探しをしている気配さえ見せない俺に、先生は少し危惧を抱いておられるらしく、心配そうにしていらっしゃる。相すみません。帰国したら頑張って(---もどうなるものでもないけれど)職を探します。

水曜日, 9月 27, 2006

近況

●D論提出
昨日、図書館で製本を依頼。今日の14時過ぎには出来上がっているらしいので、それを取りにいって、Dr.Gajjarに提出。それで漸く全て為すべきことが終り。やっと一段落である。

●Theory of Bluff Body
今井先生のTheory of Bluff Bodyを読んでいる。暇を見つけてはタイプしなおしたもの。原本は大事に保存(笑)。さて、抵抗値の理論であるが、未だ完全な理論はない。何を以て完全とするかであるが、流れ場の微細構造まで完全に記述しうる理論というのは、まだ暫くは現れないと思う。或いは現れ得ないかもしれない、とも思う。原理的にはおそらく各流体粒子の運動は記述し得るのかもしれないが、系統だった理論の目標とすべきことではない。何らかの統計的の操作を通ねばならないのは間違いない。或いは「渦」という要素に対しての統計的理論を確立することが可能かもしれない。しかし俺は「渦」を基本要素として捉える方向で今後やっていきたいと思わない。何故かというと、簡単に云って、渦はいくらでも分割できる要素だからである。もちろんそのエネルギー等によって最小単位が決めうるかもしれないが、どうもそこに人為的要素があるように思うのである。少なくとも理論を構築することを前提にすると、いくらでも分割していけるような要素を主体にとると、Ruban先生の言葉ではないが、「どんどん要素を小さくしていって、論文が何本も書けるなあ。なんなら、分子レベルにまで分割するか?」という風に思われる。 流体という概念それ自体がそもそも巨視的概念であり、無限小(ミクロレベル)にまで分割しうる要素を持ち出してその流体の運動を描くというのは、少し問題があるだろうと思うのである。
そうなると、何を指導原理として何を要素として選ぶかが問題になる。今井先生は、タイムミーンで流れ場を観察したとき、伴流中の微細の運動は見えなくなるということを指導原理として、但しその微細の運動がタイムミーンの結果、粘性(渦粘性)として現れるというふうにモデルを考えられた。この考えの良いところは、まずタイムミーンのおかげで、殆ど定常流として扱えるということ。そして、基本要素として、粘性の変化という場の量だけが現れるということ。(ひとつの)理論モデルとしてはすばらしく美しいと思う。
だから、やはり、俺はまずこの今井先生の1957年の理論をベースにやっていきたいと思うのである。いくつかの点については、今井先生とはまた別の考えもあるけれど、本質的の点において、先生の理論モデルはその出発点として最高と思うわけである。
どういうモデルを美しいと思うかというのは、人それぞれの哲学に基づくところもあるから、どれが良くてどれが悪いというわけではないが、俺は上のように思う。
そうして、今、本帰国を目前にして、最早今井先生とディスカッションの出来ないことを悔やむのである。

(上記の所感は、飽くまで個人的考えだけであり、特定の人を批判するの意味で書かれたものではありません。あしからずご了承ください)

●理論流体力学講座?
上のように、学位関連の仕事が一段落して、今後の研究についていろいろと考えているのだが、一方で、どこに就職するやら分からないけれど、ともかく就職するまでの期間---しばらく時間があるから、ひとつ、自分が大学で講義する気になって、テキストでも書いてみようかと、そんな無謀なことを計画していたりする。実は、これまでも時間を見て、時々、構想を練ったり、或いは書き出してみたりしているのである。しかし、実際のところは、「流体」を如何に定義するか、で相当苦労している(苦笑)。この点で、Batchelorの本はすばらしい出来だと思う。Landauのが理論屋の書いたシンプルの極みとすれば、Batchelorのは至れり尽くせりの極みだと思う。しかし、それでも完全に満足できない自分がいて、それなら自分好みに書けばいいじゃないかと、そう簡単に始めてしまったこの作業。ちょっと後悔(苦笑)。でも、自分の頭を整理するの意味でも有効だから、ぼちぼちやろうかなあ、と思う。